神奈川銀行で融資を受けたい!普段取り引きが無くても利用できますか

銀行の多くは、地域に根差した経営をすることを目的としており、地域ごとの特色に合わせた商品展開をしています。そのため、銀行から融資を受けたいと考えた時、その銀行の営業地域内に居住していること、もしくは営業地域内に勤務先があることが融資を受けるための条件として挙げられているのが一般的です。もちろん中には全国展開であったり、インターネット経由で全国どこからの申し込みでも受け付けていたりする銀行もあるのですが、そうではないところも多く見受けられます。

また、中には融資を受けたい銀行に預金口座を持っていたり、給与の受取口座にしていたりなどと取り引きをしていることが融資を受ける条件となっています。そのため、近くにある銀行でも、普段利用していなければ借り入れができないこともあり得るのです。それでは、神奈川銀行の場合はどうでしょうか。確認してみたいと思います。

神奈川銀行にはカードローン商品が3種類用意されています。住宅サポートカードローン、マイサポート、小口無担保カードローン「かなぎんマイポケット」がそれぞれの商品名となっています。名前の通り、住宅サポートカードローンは住宅ローンを使用している人向けのカードローンとなりますので、これを利用できるのは神奈川銀行で住宅ローンを組んでいる人だけです。

それに対してマイサポートは、神奈川銀行と取引のない人でも利用できるカードローンとなっていますが、神奈川銀行の営業地域内に住んでいるもしくは勤務している人以外は利用できません。融資限度額は100万円で、10万円単位で借り入れ額を選ぶことができ、利率は7.3パーセントから11.3パーセントです。ただし、この金利は引き下げられることがあります。

その引き下げ率に関わってくるのが、神奈川銀行を普段どのように利用しているかということです。例えば、給与の振り込みに利用している、ダイレクトバンキングを利用しているなどの条件があり、それを満たすと0.5パーセント金利が引き下げられた状態で利用することが可能です。そのため、取り引きが無い人でも利用できるとは言え、普段から利用している人の方がより利用価値がありそうなローンとなっていますね。

次に小口無担保カードローン「かなぎんマイポケット」です。こちらも普段からの取引が無くても利用できるカードローンですが、やはり営業地域内に住んでいるか勤務先があるかする人でないと利用することはできません。こちらは名前の通り小口融資を専門としていて、最大利用額は30万円です。借り入れは5万円単位で行うことができ、会社員の配偶者がいれば借り入れができることも特徴となっています。ただし、その場合は10万円までしか利用することはできません。利率は13・0パーセントです。こちらは、普段の利用状況による金利の引き下げはありません。

以上のように、神奈川銀行には普段利用していない人でも利用できるカードローンがあります。しかし、商品によっては普段利用していることでお得に借り入れができるものもありますので、銀行からの借り入れを考える場合はやはり普段利用している銀行の商品から調べてみて、それから他と比較してよりお得な商品を選ぶようにするとよいでしょう。

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